oF -Katsue Kitasono-

多種多様な作家19名が、北園克衛の代表詩「単調な空間」から想を得たそれぞれの新作を、福岡は空間設置でソウルはライブで発表します。

>> Fukuoka

Fukuoka

20171029日(日)

13:45 open 14:00 start

福岡アジア美術館 あじびホール

2,000

詳細

>> Seoul

Seoul

2017, 12, 03 sunday

18:30 open 19:00 start

Indie Art-Hall GONG

Admission Free

Detail ▶︎▶︎▶︎ Hangle / Japanese

Artist

本企画について

oF -Katsue Kitasono-

oF は、「無とは何かを実験・検証する」ことを目的としています。「oF -katsue kitasono-」では、生涯を通じてミニマリズムを模索し続けてきた前衛詩人、北園克衛の詩「単調な空間」をモチーフに扱い、無とは何かの実験・検証を福岡と韓国ソウルで試みます。


北園の空間認識の結晶とも言われる代表作「単調な空間」という一編の詩を柱として、福岡公演では国内外の電子音楽・美術・実験映像・CG・メディアアート・写真などの14人の作家たちが、「無」を実験・検証します。韓国ソウル公演では、創作のコンセプトはそのままに日本と韓国の7名の作家がタッグを組み、ライブイベントを開催します。


実験性の高い企画ではあるが、このような催しを発展目覚しいアジアの玄関口で展開することで、福岡やソウルをアジアの文化/芸術のハブとすることを中長期的な目標としたいと考えています。

北園克衛「単調な空間」

1959

北園は写真・デザインにも造詣が深く、彼の余白を生かしたデザイン=空間認識は、彼の詩作にも結びついています。北園がその創作のなかで「実験」と呼んだ詩群は、言葉の「意味」よりもむしろ言葉や文字の「形状」や「パターン」を重視したことで知られており、なかでも代表作「単調な空間」は北園の空間認識が結晶したものと言われています。

今回のイベントモチーフに「単調な空間」を選んだのは、北園の空間認識が「徹底して無と向き合っている」と考えたからです。言葉が本来持つ意味や文脈を排し、空間に配置する「モノ」として捉え直したとき、彼の詩は美術的な価値を持つようになりました。今回の参加作家が北園の「単調な空間」と向き合う時、北園の「実験」詩群と同じように、既存の意味や現代社会の文脈をいったんできるだけ排したうえで、無とは何かを検証してもらいたいと考えます。

「oF -katsue kitasono-」で提示されるであろう、現代社会において無と向き合った創作物が、モノや情報が飽和している現代社会においての「単調な空間」となることを期待しています。